コンセプト
サクラ荘の季刊誌創刊号からの抜粋
こんにちは。季刊サクラ荘をお手に取りいただき、ありがとうございます。
ご縁があって本誌の企画および編集をしましたまりもです。不束ながら巻頭にて、本誌の趣旨を啓上します。
シェアハウスをしよう。
これが、本誌で私たちサクラ荘運営者の言いたいこと、そして実現したいことのすべてです。
もちろん学生以外の方も本誌を手に取っていただいているでしょう。ありがとうございます。ただ、私たちがまず呼びかけたいのは学生なのです。
私たちは学生に、つまり、時間と余裕と柔軟性のある人に期待しています。今の大人たちが考えているものとは別の世界を展望しているからです。私たちは、お仕着せでない、自らの知力と行動で選び取った世界に生きたいと強く願っています。
私たちはサクラ荘という、京都大学の近くにあるシェアハウスを中心に活動しています。
活動といっても傍から見れば、ふつうに生活して、居間で誰かと話したりして、たまにパーティーしたり遊びに行ったりするくらいです。でもあなたが下宿生活なら、これだけでも大きな変化です。シェアハウスでの経験を通して、思想も、感性も、ゆっくりと確実に変化して、そしていままで想像もしなかった選択肢が視野に入ってくることを約束します。
サクラ荘はオープンシェアハウスです。どなたでも歓迎します。宿泊もできます。京都大学の近くといっても、やってくるのは京大生ではない人ばかりです。どうぞお気軽に!
そしてあなたが京大生なら、サクラ荘で大学制度の外の世界に触れてください。あなたが「当たり前」だと思っているライフコースを一度徹底的に相対化してください。
それではサクラ荘で。
サクラ荘の季刊誌一覧
創刊号
一号
二号
三号